本日の一筆

本日の一筆「筍」

筍とはご存知のとおり竹の芽の部分のことです。竹には幾つかの種類がありますが、筍とはすべての竹の芽の総称として使われています。
また、名前の由来は、「筍」は一旬(約10日間)で「竹」までに生長してしまうからと言われています。だから、食べられる期間もほんの一瞬、土から出るか出ないかという時だけなのです。
しかし、成長が早いにも関わらず、竹の寿命は百年以上とも言われていることには感嘆してしまいます。
生産量で見ると福岡県が最も多く生産出荷しています。次いで鹿児島県、熊本県と九州が全国の約7割を占めています。(参考:政府統計 特用林産基礎資料)
さて、もう一度名前について戻りますと、筍は春の旬の代名詞と言っても過言ではありません。読んで字のごとく、竹冠に『旬』と書いて「たけのこ」と読みます。さらに、筍は、竹の地下茎から出てくる若芽、竹の子供という意味から名付けられました。人間の子供も成長が早いと感じる時があるのではないでしょうか?近年は、ますます多様化する社会環境です。竹のようにまっすぐ、息が長い活躍をする子供たちに期待してしまいます。

◆S.Okumura

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